good bye little ark
| 「隣の町なんてありはしない。 100年経ったらその意味わかる。 100年経ったらその意味わかる。」 10年前に一度聞いただけなのに、強く心に残っているのは 寺山修二の遺作、「さらば箱舟」 帰ったら、きっと観る 久々にホルモンバランスの崩れで心に霧がかかっているので ちょっと悪いことを書く 辞めると言ってから、上からあんなに冷たい扱いを受けて 会社って、何なんだろうと思ったこと 会社に役に立つから、今まで良くしてくれていたのか… 役にたたなくなると、関係はなくなってしまうのか。 人として、時間を共にしていたのではなかったのか… さみしかった。 もちろん、去るものに冷たくなるのは当然で、 裏切りだと思われているのかもしれない でも、 「育ててあげたのに」 「雇ってあげていたのに」 というのは、一種の高慢で 雇われ者でも、長い時間をかけて、沢山会社のことを考えて尽くしてきた だからこそ 「育ててあげた」 「尽くしてあげた」 ていう関係じゃなくて、 「一緒に共に時間を過ごした人間」という、 人と人としての付き合いは、ないのかな。 と、何度も悲しくなった そのくらい、「人と思われてない」くらい、冷たい仕打ちを沢山受けて 悲しかったけれど仕方がない 次の扉を開ける者には、きっとひとつの決別が必要なんだ きっとその決別を、向こうが実践してくれているだけだ そう信じて、異国へ来て4ヶ月が経った 4ヶ月。 永遠に思えた長い1年も、もう4ヶ月が過ぎてしまった。 気持ちが変わるのか本当に色々不安だったけれど、 本当に、いろんなことが変わった。 一番変わったのは 生きたい、と、思えるようになった。 こんなに平和な毎日が続くものならば、 私も、子どもを産んでみたい。 やっと、そう思えるようになった。 今まで、 「こんない辛い世の中に産み落とすのは可哀想。 私だって長く生きていたくないのに そんな気持ちでとてもじゃないけど親になることは出来ない」 って思ってた 本当に良かった そうして、世界を広く見ることで 私も少し、過去と決別できるようになってきた気がする 前まで、帰国したら会社に戻りたいくらいの気持ちだったけれど もう、戻らない 私は別の場所で、みんなを見守りながら、頑張るよ みんなのことは、一生で一番の仲間だと思っているよ ただ、前はその中が一番だと思っていたけれど でも、ドアの外には沢山の広い世界が広がっていて まだまだ美しいものは沢山あるんだ、と。 美しいものだけじゃないものも、沢山あるんだ、と 自分の力で立つこと 夢を追うこと リスクも負うこと どんなことがあっても ああ、きっと、あたし、生きていける そう思えるようになった のは |
